夏至と冷蔵庫

梅雨入りしたはずなのにあまり雨が降らず、毎日、日傘をもって通勤しているH&B編集部のKです。晴天が続くおかげで洗濯物の乾き具合はいいけれど、このまま夏になるのでしょうか。…なんて考えているうちに、6月21日は夏至(げし)。昼の長さがいちばん長い日です。そして毎年、記念日としては、夏至=「冷蔵庫の日」なんだそうです。理由は、「本格的な夏が来る前に、冷蔵庫の点検をしてください」ということらしい。

そこで今回は、食材の管理=健康管理に欠かせない「冷蔵庫」と食べ物の「賞味期限」について、調べてみました!

冷蔵庫のなかでモノを腐らせてしまった経験はありませんか? わが家では、連れ合いと私が交代制で夕食当番をやっているので、自分以外の相手が買物して来た野菜や肉、魚などをきちんと把握せず、使い残しを腐らせてしまった経験も少なくありません(反省中)。

その予防策としては、やはり「冷蔵庫のお掃除デー」を設けることでしょうか。調味料がこぼれて付着したようなところは、お湯を含んだ布巾で掃除したり、アルコールなどで庫内をを消毒するのがよいとか。野菜室の奥の方とかは、あやしい空間になっているので重点的にチェックをしたほうがよさそうです。

もし庫内で雑菌が繁殖したら、・・なんて考えたくもない方(私も!)は、「掃除」も含めて冷蔵庫の点検をしたほうがいいですね。

冷蔵庫は、1年365日24時間電力を使っているので、家庭内での電力消費量の割合は「全体の14%」程度だという説があります(Cf.テレビ9%弱、エアコン7%強/経済産業省 総合エネルギー調査会、平成21年)。ドアの開閉で気温が上がりやすく、仮に「冷蔵庫のドアの開閉回数を50回」「冷凍質のドアを15回」開閉すると、それぞれ25回・8回(=半分の回数)にすると、消費電力量が約6%増加するのだそうです。節電のためにも、ドアの開閉は少なめにした方がよさそうですね!

冷蔵庫に入れてしまうと、つい「ずっと置いておいても大丈夫」的な感覚がありますよね。冷蔵庫に入れなくてもよい(15~25℃の常温保存でOK)ものもありますが、一般に加工食品には「賞味期限」や「消費期限」というものが表示されています。

その期限表示は、開封前の状態で定められた方法により保存した場合の「期限」です。開封してしまったら「賞味期限」内であってもすぐに食べきるべき、というのが原則のようです。

ちなみに。

「賞味期限」は、定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月(日)であるとされています(消費者庁)。そのため「賞味期限」が切れていても、必ずしも食べられなくなるわけではないのですが、それぞれについては「消費者自身が個別に判断する必要がある」ということになっています。

さて。やはり、日ごろは(冷蔵庫内外を問わず)、あまり食品をためこまず、ドカ買いをしないように気をつけると、冷蔵庫の節電にも役立ちそうです。とくに、空腹のときにスーパーに行くのはやめよう‥と、個人的に悲壮な決意(!)をいたしました。(H&B/K)

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