今秋は「食べるダイエット」で健康やせ
こんにちは。食欲の秋でもあり、ダイエットの再決意をする人も増えてくる頃かもしれませんね。
ダイエットというと、本当にいろいろな方法が巷にあふれていますが、あなたはいくつ試したことがありますか? 最近は、食べずに我慢して痩せる方法より、食べながらやせる方法が主流になっている感があります。
食べるダイエットは、我慢をしない分、加減を間違えると逆に太ることも。続けやすいけれど難しいところはあるかもしれません。
とはいえ、食べずにやせる方法は、確実に骨や筋肉にダメージを与えます。先々女性ホルモンの分泌が低下した際に、骨粗しょう症やロコモーティブ症候群(運動器の衰えにより、介護を受けるリスクが高くなる状態)を引き起こす可能性が高くなります。
高齢者になってからの話ではありますが、少し動いただけで骨折したり、歩けなくなるのはイヤですよね。
とくにローティーンからダイエッターだったという人は、かなりリスクが高い心配が。これからでも遅くないので、栄養不足にならないように気を付けましょう。
ところで、いろいろな「食べながらダイエット」をみていると、共通することがあります。
それは、 「よくかんでたべる」ということ。
よくかんで食べると、満腹感を得られるだけでなく、エネルギー代謝がアップすると言われていますね。よくかまないと、消化酵素を無駄遣いすることになり、エネルギー代謝がダウンして太りやすくなるという話も。
また未消化物質が血中に入り込んでアレルギーを起こしやすくなるなんて言う話もあったりします。
ほかにも、よくかんでたべるほど、パロチンという唾液腺ホルモンの分泌が促進されるという効果が。
パロチンは若返りホルモンとも言われていて皮膚の新陳代謝を活発にしたり、細胞組織の修復を促すなどにより、アンチエイジング効果が期待できるそうです。
「ひみこのはがいいぜ」という標語、聞いたことがありますか?
これは、学校食事研究会が、食育標語の1つとして考案した、咀嚼の効能を示した標語です。
ひ・・・・肥満を防ぐ
み・・・・味覚の発達
こ・・・・言葉の発音がはっきりする
の・・・・脳が発達する
は・・・・歯の病気を防ぐ
が・・・・がんを防ぐ
い・・・・胃腸の働きを促進
ぜ・・・・全力投球
という意味だそうです。
よくかんで食べると、満腹中枢が刺激されて食欲が抑制されるとともに、よくかむ必要がある食材は、太りにくいということもあるようです。
あとは食事に集中して、味わいながら食べることも大切。
ひと口食べたら、箸をおいて一呼吸。半分食べ終わったところで、満腹感を得られたかどうかを確認するといいそうです。
そういえば、ここのところ味わいながら食事することって、なかったなーと大いに反省した私。
味覚の秋、旬の食材を味わいながらゆっくり食べるところから、ダイエットに再挑戦しようと決めた次第。みなさんも、まずはそこから始めてみませんか? (H&B編集部 S)
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