塩(塩分)コントロールを考えよう!

こんにちは! みなさまはどんなお正月をお過ごしでしたか? まさか、食っちゃ寝のこたつむり休暇であったとか??

今回は、年末年始の食生活を食い改め、‥じゃなかった、悔い改める提案をいたします。

ちょうど1月10日は「塩の日」記念日。

その由来は戦国時代、武田信玄が今川家や北条家からの意地悪(?)で塩不足となり、窮地に陥っていたときに、宿命のライバル上杉謙信が塩を送った故事にあります。塩は、人間の生命維持に欠かせないもの。古代ローマ時代は、国が兵士に、給料として「塩(ラテン語でサラリウム、のちに英語でソルト)」を与えていたともいいます。

ただ、日本人の食生活では昔からしょうゆやみそなどの食塩系の調味料を多く使っているので、諸外国に比べて塩分摂取量が高いのが特徴的です。塩分摂取量の高さは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発生にも影響があると考えられています。日本人の平均塩分摂取量が1日12~13グラムと高いため(cf.諸外国では1日5グラム程度)、厚生労働省は「1日の食塩摂取の目安を男性は8グラム以下、女性は7グラム以下」と定めて、塩分摂取をうまくコントロールすることをすすめています。

では、どうやったら塩分コントロールができるのでしょうか?

食品や加工品、飲料などのパッケージやラベルには栄養成分表示があります。そこには「100グラムにおける含有量」が表示されています。その中の「ナトリウム」の数値が、塩分に関係するのです。

食塩相当量(グラム)=ナトリウム量(ミリグラム)×2.54 ÷1000

*1グラム=1000ミリグラムなので、単位換算に注意

例えば、ナトリウム量が500ミリグラムと記載されている食品(加工品など)100グラムに含まれる食塩相当量は、1.27グラムとなります。

それを調理する途中で、さらにしょうゆやみそや食塩を加えたら…どんどん摂取量が上がっていってしまいますね。

今年は、食い改めてまいりましょう!            (H&B編集部/K)

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