砂糖をめぐるウワサ、Checkしてみました!

こんにちは。今週も暦女(れきじょ)をめざす、H&B編集部のKです。

3月10日は、読んで字のごとく「砂糖の日」。砂糖の優れた栄養価などを見直す日っていうんだけれども、最近なんとなく「砂糖→甘いもの→糖質→過剰摂取すると、太る」みたいな先入観がまかり通っているような気が‥‥!? どんな栄養素だって過剰摂取はよくないはずなのに、砂糖(だけ?)が悪者になっているのは、おおいに謎。今回は、そんな「砂糖をめぐるウワサ」の真偽をいろいろCheckしてみました!

もともと、砂糖は重要なエネルギー源であり、酸化や腐敗を防ぐ特性があるため食品の保存に使われ、調味料としてもふだんおおいに活躍していることはご存じのとおり。ジャムやマーマレードなども一種の保存食ですし、料理の焼き色や照りやつやをつけるのにも役に立っています。お菓子などの嗜好品に使われるのは(砂糖のもつ甘味がその嗜好品の魅力を盛り立てると考えると)むしろ、砂糖の「本業」というより「副業」かもしれません。

砂糖の成分は主にショ糖で、ヒトの腸のなかでブドウ糖と果糖に分解されたあと、腸で吸収され、肝臓に送られます。砂糖は、ごはん(白米)などのでんぷんに比べて、ブドウ糖に分解されやすく、すみやかにエネルギー源として取り込むことができるよさがあります。

実は、このブドウ糖の大消費地が、脳なのです。1日の基礎代謝量(=何もしなくてもヒトの体が1日で消費していくカロリー量)が1500キロカロリーの人の場合、その15~20%が脳で消費されます(=ブドウ糖の量とすると、約75g/日)。脳以外の組織も、ブドウ糖をエネルギー源として利用するので、上記の例題と同じ基礎代謝量の人の場合、ブドウ糖の必要量は少なくとも100g/日という仮定が成り立ちます(注1)。

(注1) 実際には、ブドウ糖が不足すると肝臓が体内合成して体内組織に支給するので、「ブドウ糖は、口にするものからすべて摂取する」というわけではないようです。

ちなみに、ごはん1杯(白米、150g)に含まれる糖質は、約55g。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、デスクワーク中心(軽労働)の30-40代女性の場合は1日260gと記載されています。また、同じ資料の2015年版には「炭水化物(糖質)が直接ある特定の健康障害の原因となる報告は、糖尿病を覗けば、理論的にも疫学的にも乏しい。そのため、炭水化物については推定平均必要量、耐容上限量および目安量も設定されていない」となっています。炭水化物(糖質)の食事摂取基準は「%エネルギー」で表示されています。

30-49歳の女性の場合は、目標量が50~65%ですから、むしろ「きちんと炭水化物(糖質)をとってね」という感じかもしれません。

ただ、この数値には「アルコールを含む」とあるので、お酒を飲む人は少し注意かな?


最後に。

「なぜ女性は、男性より甘いもの=砂糖の入ったものを食べたいと思うのか(好むのか)?」という説について調べてみたところ…

・男性は、女性と食べ物を奪い合わないようにするため、甘いものを避けた

・男性は、本来「狩り」をする人なので、食べ過ぎると肥満になる栄養素を避けた

・男性は、社会的心理的に「甘いものをあまり好まない性別」というプレッシャーがある

・女性は、糖質を摂取する→脂肪を蓄える→女性ホルモンを蓄える「倉庫」ができるため、甘いものを好む

・動物を用いた研究では、メスのほうがオスより甘味に対する好みが強い

・・・とイロイロな説が出てきました。

「デザートは別腹よ!」と宣言するときなど、健康的な(!)話題として使っていただければ幸いです。                       

(H&B編集部/K)

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