ゼリー&ゼラチンのこと

連日、気温30℃を超す暑さが続くと、食べたいものもやはり冷たいものにシフトしがち。コンビニやスーパーに寄るとつい、冷たいゼリーなどに手が出てしまいそうですね。

実は、7月14日のパリ祭の日は「ゼリーの日」「ゼラチンの日」でもあります。というのも、フランス料理にゼラチンがよく使われるからというのが、理由。

ゼラチンを使った料理と言うと、テリーヌくらいしか思い当たらないH&B編集部のKですが、今回は、その「ゼラチン」について、調べてみました!

ゼラチンの原材料は、牛の骨に皮、豚の革魚などに含まれるコラーゲン類を分解したものだそうです。だから、含まれる栄養素は、主に動物性タンパク質。そこが、寒天や春雨とちょっと違うところです(寒天や春雨の主成分は、炭水化物になります)。

栄養としては、(タンパク質=プロテインですから)筋力増強、あるいは美肌効果や髪や爪の改善に効果が期待できるともいわれています。ダイエットにもよいという説もあります。

ただし、これだけを摂れば効果があるってものでもないようで、ゼラチンを摂取するときは同時にビタミンCを摂取するとよいのだそうな。食事を考えるときは、やはりバランスが必要ですね。

さらに、ゼラチンのよさといえば、「コラーゲンを加熱精製したもの」なので、コラーゲンよりも分子構造が小さくなり、その分、効率的に消化吸収できるといわれています。

コラーゲンの量は加齢とともに、どんどん減少していってしまうので、肌のたるみなどをふせぐ意味でも、ゼラチンを使った料理をうまくとりこんでいくのは、よい方法かも! 値段的にもリーズナブルですし、調理もラクですしね! 

結構、健康や美容によい食材だということがわかり、今後は「食後のデザート」だけでなく、うまく「もう1品」をつくるときの素材として、ゼラチンを活用したいと思います!

(H&B編集部/K)

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