夏の衛生管理は、洗濯機から?
こんにちは。今日は早め出勤で通(痛?)勤電車に乗り合わせ、そのなかですでに汗をかきました。ここ数日、昼間、外出して炎天下を歩けば、ものの5分で、汗ばんできますね。着てきた服に汗ジミができていないか、ひそかに気になるH&B編集部のKです。
汗をかくのは新陳代謝がよくなった証拠、ではあるけれど、汗ジミや黄ばみが残らないように、衣類にもケアが大事です。服のみばえは、洗濯の影響が大きいです。
これは、清潔さを保つという、衛生管理の基本のキでもあります。
でもその肝心の洗濯機の中に汚れがひそんでいるとしたら???
今回は「洗濯機や洗濯槽の衛生管理」という点について、調べてみました。
洗濯機は毎日使っているから、洗濯槽は清潔で汚れなんてないと思っていたら、どうやら間違いのよう。見える場所に黒カビがはえていないだけで、実はいつも水にぬれている洗濯槽の中には黒カビがいるそうです! よくよくみると、洗濯槽って、洗濯の効率をよくするために凹凸もあって、なかなか掃除しにくい感じもします。でも、洗濯してきれいにしたつもりの洋服に、洗濯槽の中に潜んでいる雑菌がくっついているとしたら…。ちっとも清潔じゃないですよね。
しかもその洗濯物を部屋干しすると、濡れた洗濯物の水分は部屋の天井や壁、ドア、カーテンなど部屋にあるものに吸収されてしまうとか。風呂場の乾燥機能を使って乾かす場合でも(最近、タワーマンションなどではベランダに洗濯ものを干すことを禁じられている場所もあります)、同じように、洗濯物の水分がお風呂場の天井や壁などに吸収されてしまいそう。しかも、洗濯した衣服にカビがくっついているとしたら、…ちょっと想像したくなくなりますね。洗濯機は、ほんとうは「毎回、洗濯機を使うごとに洗濯槽をきれいにしたほうがいい」という説があります。
洗濯槽の洗浄に使えるのは、重曹もしくは酸素系の洗剤(洗濯機によっては重曹がNGのものもあるようですから、説明書を探して読んでみてください)。
水もしくは風呂場の残り湯で洗濯槽を満たし(ドラム式の場合は、入れる水の量は最低限でOK)、重曹あるいは酸素系の洗剤を入れます。
洗濯機を、通常の洗濯コースで始動(2-3回やったほうがいいという人もいます)。じゅうぶんにカクハンしたと思ったら、そのあと、そのまま一晩放置。翌朝、またカクハンして浮いてきた汚れをすくい取ります。そしてようやく水を捨てて、すすぎコースへ、となります。この感じだと、ほぼ1日かかりますね。
「毎回」洗濯槽の掃除をやらないまでも、雑菌の繁殖を減らす方法はいくつかあるようです。
・洗濯物は、洗濯機に直接入れずに、洗濯かごなど別の場所に入れておいて、洗うときに洗濯機に入れる
・洗濯機のふたは、なるべくあけておく
・洗濯し終わったらすぐさま干しておく(生乾き臭などを防ぐ)
洗濯槽の洗浄は毎日できなくても、ふだん何気なくやっている「洗濯」にまつわる習慣をちょっと見直すだけでも、衣服や室内の衛生管理に役立ちそうです!
(H&B編集部/K)
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