夏バテでダル重なカラダを呼吸で整えよう
暑い日が続いていますが、体調はいかがですか?
寝苦しくて睡眠不足になったり、冷たいものをとりがちだったり、冷房がきつすぎるなどで体がダル重い……という人も多いかもしれません。
そんなアナタにおすすめなのが、呼吸法。 吸って吐くだけなのに、自律神経を整える作用や、横隔膜をほぐし、おなかまわりの筋肉を動かす作用があるため、リラックス効果や腸の動きをよくする効果、代謝アップなども期待できるというわけです。
呼吸法というと、腹式呼吸が有名ですが、ほかにもいろいろな種類のものがあります。特にヨガでは、呼吸を訓練することによって心身を訓練するという考えがあり、なんと、10種類以上も呼吸の仕方があって、それぞれ体への働きかけが異なるそうです。
ただ、ヨガの呼吸法は難しいものが多く、見よう見まねで行うのが難しいものも。そんな中で、比較的簡単で、本格的に行わなくても効果が期待できるものを1つご紹介しましょう。
片鼻呼吸
片鼻呼吸は、片側の鼻の穴を指でふさぎ、片方の鼻から吸って吐くというもの。ゆっくりすってゆっくり吐くのと、右で行ったら次は左……と交互の鼻穴で呼吸をするのがポイントです。ヨガでは、左の鼻での呼吸は副交感神経を刺激してリラックス、右の鼻での呼吸は交感神経を刺激してやる気アップの作用があると言われています。
1. 背筋を伸ばして片手の親指と人差し指で両側の鼻の穴を押さえます。
2. 口を閉じ、親指を鼻穴から離して片側から4秒かけて息を吸ったら、4秒かけて息を吐きます。
3. 次に親指で鼻穴をふさぎ、人差し指を鼻穴から離して反対側の鼻から、同様に4秒ずつかけて息を吸い、吐きます。
4. 最初は短めに練習し、慣れてきたら5分ほど交互に続けてみると自律神経が整いやすくなるようです。
寝る前に行うと、睡眠の質がアップするそうです。また仕事で疲れたときに行うと、頭がすっきりしてリフレッシュできるという効果も。 血流がよくなるので、エアコンで冷えた体を温めるのにもいいそうです。
(H&B編集部 S)
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