人間ドックを受ける必要があるワケ

こんにちは。すっかり秋になってしまって、ちょっとさびしい今日この頃ですね。 今回は、秋にはあまり関係ないですが、人間ドックについての話をしようと思います。  


みなさんは、人間ドックを受けていますか? 年に1度、会社の定期健診を受けているという人も、今まで受けたことがないという人も、35歳を過ぎたら、年に1度は受けておきたいですね。

というのも、会社や自治体が行う定期健診は、生活習慣病の早期発見にはつながっても、がんや脳の病気、心臓の病気など重い病気を見つける検査にはなっていないからです。 


女性の場合、がんにかかることの多い部位は、1位乳房、2位大腸、3位肺、4位胃、5位子宮となっていますが、亡くなる方の部位の1位は大腸、2位が肺、3位胃、4位膵臓、5位乳房となっています(厚生労働省 人口動態統計 2015年)  

ということは、乳がんはかかりやすいけれど、ほかの部位に比べると見つけやすく、その分治療効果も出やすいということが言えそうですね。もちろん、それは早期発見ができればの話です。 


人間ドックは健康保険から補助が出るとはいえ、毎年補助がある人ばかりではないでしょう。自費で受けるとけっこう負担が大きいのは確か。 けれども、きちんと受けておけば……それもしっかりと診断してもらえるところで受診しておけば、命拾いができるだけでなく、がん治療にかかる医療費の額も変わってきます。

当然ですが、発見が遅くなるほど、治療費もかかるのです。


 がんにかかる可能性は、年齢とともに上がってきます。肺や大腸などのがんは、50代からぐんと上がっていきますが、乳がんではやや早く40代ぐらいから上がります。 


ただ、マンモグラフィーでの検査は、35歳未満から継続で受けていると、がん発症率が上がるというデータがあるそうです。


35歳までは超音波検査、35歳過ぎたらマンモグラフィーと超音波検査を1年ごとに、50歳を過ぎたら、両方の検査を毎年受けるのがお勧め。


 乳がんのセルフチェックの仕方も覚えて、ぜひトライしてみてくださいね。 

乳がん検診について(厚生労働省HPより)

(H&B編集部 S)


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