発酵食品を摂る=「菌活」しましょ!
こんにちは。歴女ではないが暦女(れきじょ)志向、H&B編集部のKです。
12月10日は「アロエヨーグルトの日」、12月11日は「胃腸の日(1211=胃にイイ)」とか。(アロエ)ヨーグルトと胃腸の関係といえば、「発酵食品が体にもたらす影響」ってところがテーマかなと思います。今回は、発酵食品を摂る=「菌活」について調べてみました!
ヨーグルトに含まれている乳酸菌が、高い整腸効果を期待できる善玉菌であることをご存知の方も多いと思います。乳酸菌は、腸の中でしか存在しないイメージがあるかもしれませんが、実は「酸素があっても無くても生きられる」性質をもっているので、口の中など体のあちこちに存在しています。種類は200種類以上あるとか。ヨーグルトだけでなく、味噌・納豆・キムチ・ぬか漬けなどにもたくさん含まれています。
ちなみに。ビフィズス菌も乳酸菌の一種だと思っていらっしゃる方も少なくないのでは?(自分も今回調べるまで両方を同じ乳酸菌だと思っていました)。でも、さに非ず。
ビフィズス菌は、乳酸菌と同様に有力な善玉菌ですが、もともと人間の腸内に最も多く生息している菌であり(加齢とともに減ってしまうとか!)、「酸素があるところでは生きられない」性質なので、実は大腸にしか生息できません。また、ビフィズス菌が腸内で酢酸(殺菌作用がある)を生じる点も、乳酸菌と異なります。
さて。
腸内には、体によい作用をもたらす善玉菌と逆の悪玉菌、そして日和見菌(ひよりみきん、悪玉菌が増えるとそちらに迎合?することも)がいます。標準的な分布の比率は、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割とか。タンパク質の分解・吸収に悪玉菌は必須なので、これを「なくす」ことはできないようです。
だから高タンパクな食生活を続けると、悪玉菌が活躍することになってしまうのか?! な~んて推測もできますね。
自分に合った乳酸菌を選んで(あれこれ試してみて)、腸内環境を整える「菌活」してみませんか!
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