大寒のふくらはぎ(前編)

こんにちは。H&B編集部のKです。

最近めっきり寒くなったと思ったら、もうすぐ大寒(だいかん)。その字の示す通り、暦の上では「日本でいちばん寒い時期」に入ります。

今回は、この時期、女性にとってどうすればカラダを冷やさずに寒さをしのげるか、カラダのしくみ的なところを探ってみたいと思います!

たとえば…冬の外出や通勤時、ストッキングはタイツに、靴はブーツで防寒するのはよくあること。でも夕方になると、足がむくんでブーツがきつくなったり、足先も(靴や靴下を厚くしても)相変わらず冷えていたりすることってありませんか?

実は、これには「ふくらはぎ」の働きが影響しているみたいなんです。

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人間は、食べ物を食べて分解・消化・吸収していくことで熱エネルギーを生み出すとか。その熱は血流にのって全身に運ばれるため、血液が活発に流れると体は温まり、その流れがわるいと体は冷えます。

心臓から出て心臓に戻ってくるまでの血流は大動脈、毛細血管から静脈につながっていきます。そしてその血流を促すのには、血管周辺の筋肉の働きが重要だとか。

とくに足先の静脈から心臓までの戻り道は、重力に逆らう形の「下から上のポンプの力」が必要になります。そこでふくらはぎの筋肉が弱かったり、硬くこわばっていたりすると、ポンプとしての力が発揮できずに血流が悪くなり、老廃物が足のほうにたまったままになる=むくんでしまったりするわけです。

つまり、ふくらはぎの血管周辺の筋肉の「押し上げる力」が、きちんと働いているかどうかが、防寒だけでなく、カラダの冷え対策にもとても重要なんですね。

「ふくらはぎは、第二の心臓である」という説もうなづけるというものです。

ふくらはぎのむくみは、血流が悪くなり、体内の老廃物や余分な水分がとどこおってしまうことによっておこります。現代社会では、半数以上の女性が足にむくみをかかえているという説もあります(このむくみを解消するだけで、ふくらはぎはすっきり細く見えるとか?)。

ふくらはぎがむくみやすいのは、老廃物や水分がたまりやすい位置にあるせい、ともいえますね。                            (H&B編集部/K)

*次回は「大寒のふくらはぎ(後編)」をお送りします。(予告なんて、最初で最後の試みかも!!) では、またお会いしましょう!

    

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