大寒のふくらはぎ(後編)

こんにちは。暦女(れきじょ)をめざすH&B編集部のKです。

四季(春夏秋冬)よりも細かく、1年を24期に分けた「二十四節気」というのがあります。ひとつの「節気」はおよそ15日間なので、四季より気温や天候の移り変わりがよく把握できるため、とくに農作物にかかわる人たちに重要視されてきたようです。

それによると、2017年は1月20日が大寒で、「二十四節」の最終節に入ります。つまり2月4日の立春までが、暦の上ではもっとも寒い時期。道理で、最強の寒波到来とか積雪に注意という話も聞こえてくるのですね。

でも、寒いからといって室内に閉じこもり、運動もせず食べてばかりいるのは健康のためにNG! 立ち仕事であれ座り仕事(デスクワーク)であれ、体にとっては「同じ姿勢ばかり続けている」のは血流も悪くなる原因の一つだそうです。

とくに注目したいポイントは、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎです。

ふくらはぎは、心臓から送り出された血液をまた心臓まで(重力に逆らって!)戻すのに重要な役割を果たしています。ここの筋肉が弱かったり、硬くなっていたりすると、ポンプの活動ができなくなって血流が悪くなり、老廃物が足の方にたまったまま・・つまりむくんでしまうそうです。

一説に、現代女性の7割程度が「足のむくみ」に悩んでいるとか。

 こうしたむくみを避けるためには、ストレッチやリンパマッサージが有効といわれています。入浴時や就寝前に、ふくらはぎを下から上に(少し「痛い」と感じる程度に)なであげたり、両手でしぼるようにもむのがいいとか。むくみがとれるだけで、ふくらはぎが細く見えるということもあるそうです。

ちなみに。理想のふくらはぎの太さは、身長(cm)×0.2 だそうです。

みなさんも、計測してみてください。             (H&B編集部/K)

追伸)ふくらはぎは、ヒラメ筋と腓腹筋という、ほとんど筋肉だけでできているように見えます。そのため、他の部位と同じように、なかなか部分痩せはできません。ましてや「昔、スポーツをかなりやっていたから太くなってしまった」筋肉質なふくらはぎは、なかなか細くならないようです。・・というのは個人的な体験談ですが。

実は、最近、スポーツジムに通うときにふくらはぎ用のコンプレッション(アスリートがつけているような、ピタッとしたタイツ)を身に着けるようにしたところ、足が軽くなったような気がしています。私は運動中より、運動の前あるいは運動後の疲労回復に使っていますが、コンプレッションの「段階式着圧」というのが心地よいです。

もちろん、ヒトによって合う合わないがあると思うので、その点はご容赦を!

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