ダイズな話!?
こんにちは。H&B編集部のKです。
ここ数日、東京は日中の気温が高く、昼間はコートを着なくても大丈夫な感じですが、まだまだ安心はできなさそう。でもまあ、季節はそろそろ立春。暦の上では春となります。
ただ、もともと「節分」という言葉は季節の節目(ふしめ)を表わす言葉だそうで、本来は2月の専売特許(?)というわけではないようです。
今では「節分」といえば、立春の前日・・毎年2月3日か4日あたりですがね。
ちなみに、2月3日は「大豆の日」だそうです。
大豆は、「豆の王」といわれるほど、豆類の中でもタンパク質が豊富。しかもアミノ酸の組み合わせが、動物性タンパク質によく似ていることから「畑の肉」ともいわれます。
考えてみれば、和食はまさに大豆文化圏。味噌にしょうゆ、納豆などの発酵調味料や食品を使うので(塩分の濃い食生活はよくない、ともいわれますが)、大豆に含まれるリノール酸(コレステロールを下げるといわれています)やサポニンの恩恵をこうむってきたのではないでしょうか。
女性にとっては、大豆製品のうち、とくに納豆に含まれるビタミンB群や老化防止によいビタミンEが、肌にもよいといわれています。
最近では、「豆をまき、その豆を年の数だけ食べる」のではなく、恵方巻を食べる人も増えているようです。地域によっては、そばやこんにゃくを食べるという風習が根づいているところもあります(こんにゃくは「胃のほうき」とも呼ばれていて、胃の中の掃除?としてくれる働きがあります)。
なお。
一般的には「鬼は外、福は内」といいながら大豆をまくようですが、鬼を祭る神社やお寺では「鬼は内、福は外」あるいは「福は内」とだけ口上を述べるとことがあります。それによって、「鬼は神社や寺のうちにきてもらう、福はみなさんのところへ」という意味もあるそうです。今年は、近くの神社やお寺に行ってどんな口上を述べているか、ちょっとチェックしてみたいですね!!
(H&B編集部/K)
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