たるみの傾向と対策(からだ編)
こんにちは。皆様、元気でお過ごしのことと推察申し上げます。H&B編集部のKです。
勤務先では、最近、冷房が入るようになりました。初夏のきざしです。働く私たちも薄着になり、そろそろ半袖モードに突入かと思いつつ、個人的にためらわれるのは二の腕その他のせい。二の腕および腹部は「ゆとり世代」というか、10代20代には考えられなかったほどの余裕が、つまめるほど、できたら目方売りしたいほど、できています。
実は、年齢とともに、たるみが出がちなのは、二の腕のみならず、からだ全体。あるいは顔。あるいは肌と言われています。そんな三大たるみのうち、今回は「からだのたるみ」の傾向と対策について、調べました!
からだのたるみの原因は、実は3つあるそうです。
1つめは、筋肉たるみ。運動不足や加齢によって(ほっておくと1年間につき1%ずつ筋肉が減っていくという説もあります~)弱り&減り、たるんでしまう。イメージとしては、しゅ~んと少しずつ風船がしぼんでいくような感じでしょうか。2つめは、脂肪たるみ。脂肪(内臓脂肪+皮下脂肪)がつくと、その重みがたるみにつながるといいます。3つめは、皮膚たるみ。体の表面をおおう皮膚の構造そのものが変化して、弾力が減って、たるんでしまうようです。
私の場合などは、脂肪たるみの影響で皮膚たるみも引き起こされているんじゃないかと感じる次第です。こうした複合たるみの負のスパイラルは、どうやったら軌道修正できるのでしょうか。
対策としては、やはり筋肉を減らさないようにすることがいちばんのようです。皮膚と脂肪層の下にある筋肉は、しっかり使われないと、20代のころから「筋肉たるみ」になるとか。なかでも、きちんと鍛えたいのが「抗重力筋(重力に逆らって、体型・姿勢を維持する筋肉)」だそうです。この筋肉グループの主な役割は、内臓などの重みを支え、カラダの中心に重心を保つ役割をになっています。
主に、背中側にあって背中を支える「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」「広背筋(こうはいきん)」、おしりのところにある「大臀筋(だいでんきん)」、腹部にある腹筋(腹直筋と腹横筋)」、太ももの前にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」が、重要チェックポイント! とくに背骨の後ろ側にある筋肉たちは、よい姿勢をたもてるよう、助けてくれているようです。
おなかのたるみに対しては、スクワットが有効だという説があります(四股立ちが似ています)。からだ全体の筋肉のうち下半身にはその7割が集中しているので、腰から下全体に刺激を与えるスクワットは、確かに効き目がありそうです。
最近では、スクワットのような「筋肉トレーニング」をすることが、若返りによいという学説も出てきています。筋トレ (無酸素運動)をすることによって、ある種のホルモン分泌がおこなわれる、らしいのです。
ちなみに、ヨガやランニングや水泳などの有酸素運動は、無酸素運動の後におこなうのが有効だそうです! ちょっと見、単調でおもしろみのなさそうな筋トレは、女性にはそんなに人気が高くなさそうな感じもしますが、こんな学説を聞くと、ちょっと試してみたくなりますよね!
ちなみに。「脂肪がつきやすく減りやすい」部位でいうと、いちばんは「おしり・腰」で、二の腕は最後の方に近いようです。つまり…脂肪がつきにくいはずなので、減るのは最後の方(最後は、あご・首だそうです)とか。二の腕に脂肪がつくまで、放置し過ぎってことですかね。とほほ。 (H&B編集部/K)
*来週は、「顔や肌のたるみ」について調べてお伝えします!!
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