炭水化物はダイエットの敵か?
こんにちは。記念日カレンダーによれば、6月18日は「おにぎりの日」とか。日本最古のおにぎりの化石が発見された町の名(鹿西町/ろくさいまち)と「米食の日」18日を組み合わせたのだそうです。
今日は、日本の伝統食とも呼ぶべき「おにぎり」のことだけでなく、お米のことについても調べてみました! 炊きたてごはんのにおいなんて嗅いだら無上の幸せを感じる、H&B編集部のKです。
*「おにぎりの日(6月18日)」に対して、「おむすびの日(1月18日)」というのもあります。呼び名が違っても実質は同じだと解釈して、今回は「おにぎり」という呼び名で統一します。
わが家のおにぎりは、茶碗一杯分くらいのごはんに、梅干し・こんぶ・鮭・たらこなどを中央部分に入れてギュッと握る、典型的和風の三角形バージョンです。ごはん茶碗によそったら2杯3杯なんておかわりしないヒトでも、なぜか、おにぎりになると2個3個とイケてしまいませんか。あれは、もしかすると(おにぎりが誕生した)平安時代から続く日本人の遺伝子なのではないかと! ひそかに推測しています。炭水化物の摂取が多すぎるかな?
さて、お米には、糖質、タンパク質や脂質、ビタミンB1やビタミンEなども含まれていて、ごはんは栄養豊富な主食です。日本人の食事習慣の中では、主食の比率は(欧米に比べると)高いので、最近ではおかずを摂取するのはそのままで、糖質を多く含むごはんやパンを減らす(もしくは食べない)ヒトが増えているかもしれません。
ちなみに、炭水化物から、ポリデキストロースやセルロースなど、消化することができない食物繊維を除いたものが糖質です。もし、含まれる食物繊維がかなり少なければ、「炭水化物料」=「糖質量」ともいえます。一応、健康増進法に基づく栄養表示基準では「炭水化物」を、「糖質、食物繊維」と表示することもできます。
逆にいえば、ごはんなどをむやみと制限すると、食物繊維を減らすことにつながるかもしれません。また、糖質不足が続くと、カラダはエネルギーを確保するために、筋肉を分解して糖質を作り出すのだそうです。その結果、カラダの筋肉量が減り、基礎代謝量が低下してしまうので、かえってやせにくいカラダになってしまう可能性が出てきます。
カラダのエネルギー源となる炭水化物は、むしろ、食べ方を工夫したり、お米の種類を考えたりして、きちんと摂取する方がよいという説を唱える専門家もいます。
糖質の少ない野菜を選んで、それを食事の最初に食べておくとか、食物繊維の多い玄米をたまに取り入れてみるとか、夕食中心主義を朝食・昼食中心主義に変えていくだけでも、ダイエットには役に立つようです。
おにぎりも、安心して食べるなら朝か昼かな? 子どもの運動会や遠足などの行事食あるいは昼食用お弁当という感覚なら、大丈夫そうですね! (H&B編集部/K)
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