浴衣美人になる

こんにちは。例年ですと、梅雨明け10日は快晴が多いはずですが、今年の天気は何やら乱調気味。最近は、意外と、雨傘の出番があるように感じるH&B編集部のKです。

とはいえ、やはり夏まっさかり。そろそろ花火・お祭り・盆踊り・浴衣姿などが、夏の風物詩として目立つ時期です。今日は、「浴衣美人」になるためのポイントをいろいろ調べてみました!

浴衣の起源は、平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」にさかのぼるとか。当時の貴族は、蒸し風呂で入浴していたため、そのときに水蒸気でやけどしないため、あるいは汗をとるために「湯帷子」を着用していたそうです。

安土桃山時代になると、風通しがよく汗をよく吸う浴衣の特製を活かして、湯上りに着るようになったとか。江戸時代も後期になると、銭湯が増え、庶民もお風呂に気軽に入るようになったことから、湯上り着として浴衣が一般に広まりました。

さらには、ちょっとした「外出着」として、そろいの浴衣を着て出かけるファッション(今でいう「ペアファッション」の始まり?!)が流行するようになったとか。この時期に、染色の方法も発達して、細かい文様を染めることができるようになり、優雅で美しい柄物が誕生したことも影響しているといわれています。明治時代には、浴衣が夏の普段着としての地位を確立していたとか。

今も、浴衣は、夏の風物詩、「粋なファッション」のひとつですね。


さて。

浴衣は、基本的に「平面的で直線的なつくり」になっているため、女性らしい丸味やなだらかなシルエットをかもしだすには、カラダを凹凸のない、いわば「寸胴体型」にする必要があるようです(日本人の体型がもともと、そうだったのかもしれませんが・・・?)。

浴衣姿は、洋装が肩周辺のデコルテ~胸・ウエスト・ヒップの「ぼん、きゅっ、ぼん」の凹凸で着こなすのとは、かなり違うイメージで考えたほうがいいようです。

・ウエストが細い人 → 腰ひもがしっかり締められるように、ウエストの細い部分にバスタオルをウエストに巻くことを考えます。

・おなかが出ている人 → 帯の位置がきちんと定まるように、おなか周りに(タオルより)さらしなどを使って整えることを考えます。

・ヒップが大きい人 →ウエストとヒップの段差ができて裾がひらいて着くずれしたちなので、ウエストにさらしなどを巻き付けることを考えます。


なお。

身長や体型などによって、似合う浴衣の柄や色調などが違うようです。

柄は、背の高い人が選ぶなら大きなもの(小さな柄や無地は避ける)、背の低い人は小柄な模様の浴衣をかわいく合わせるのがポイントとか。スレンダーな体系の方は、淡い色で浴衣全体に柄が入っているものを選ぶと、華やかな印象になるそうです。ぽっちゃり系の方は、縦に柄が入っているものや、地色が黒や紺、藍色などの濃いめの色を選ぶとシャープな印象を与えられるとか。

浴衣のあれこれを考えるのは、夏をエンジョイする方法のひとつですね!

(H&B編集部/K)

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