健康的な「お酒」の楽しみ方って?!
こんにちは。8月に入ってから晴天の日があまりないなあと感じる今日この頃ですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。暑気払いと称して「乾杯」する機会を逸してしまったH&B編集部のKです。今回は、せめて「お酒」を健康的に楽しむにはどうしたらいいか、この際にきっちり調べてみようと思います!
ちょうど8月24日は「愛酒の日」とか。この日は、生涯、お酒(日本酒)を愛した国民的歌人、若山牧水(1885~1928年)の誕生日だそうです。生涯で発表した7千首のうち、お酒について詠んだものが200首あり、1日に1升近くのお酒を飲んでいたという説もあり、かなりお酒好きだったことが知られています。
「酒は百薬の長」という言葉もあります。これは「ちょうどいい量の酒を飲んでいれば、どんな薬よりもよい効果があり、健康でいられる」という意味ですが、しばしばお酒好きな人たちの弁明にも使われがち(笑)。でも、医師などの専門家の論調では「ちょうどいい量というのが重要」であり、「昔はお酒が薬として使われていたこともあったが、現在ではお酒が薬より勝るとは言い難い」という感じです(*今は「お酒は二十歳から」という注意書きも必ず付いてきます)。
では「ちょうどいい量」というのは、どれくらいなのでしょうか。それは、お酒に含まれているアルコール度数や飲み方によっても左右されるようです。
原料を発酵させるのみで、蒸留という工程を経ない「醸造酒」は、全般にアルコール度数は低くなります。例/ビール:4~5度 ワイン:14~15度 日本酒:15度くらい(ワインとほぼ同じ)
これらに比べると、醸造酒に蒸留という工程を加える「蒸留酒」は。全般にアルコール度数が高くなります。ただし、水やお湯で割って飲むならば、ストレートで飲む場合に比べるとアルコール度数が下記の数字の3割程度になるともいわれています。だからといってがぶ飲みは避けたほうがよいと思いますが…。例/ウイスキー:40~60度 ウォッカ:40~90度超 ブランデー40度くらい(ワインを蒸留したものなので、もともとフルーティなためストレートで飲んでもアルコール度数が40度もあるとは思えないかもしれません) 焼酎:20~25度(ウーロンハイなどサワーにすると、5度前後になるそうです)
また、飲む人の性別・体重などによっても「ちょうどいい量」が異なるともいわれています。
純アルコール(エタノール)に換算するとして1日あたり、男性なら25g、女性なら15g程度とか。アルコール度数をもとに計算すると、それぞれのアルコール量は、
ビール(大びん): 25g 日本酒(1合):23g ワイン(グラス一杯):12g~ 焼酎(1合):36g
なお、実際にアルコールが抜ける時間を計算し、発表されている数値があるのをWEB上で発見しましたので、参考のため記載します(ただし、その日の体調・お酒に強い弱いなどによっても異なるそうですから、あくまで目安です)。一般的なケースでは、「体重60㎏の人なら、1時間に6gの純アルコールを処理できる」ということなので、
ビール(発泡酒、350ml):2時間20分程度 日本酒(1合):3時間36分程度 ウイスキー(シングル30ml):2時間程度 *
*一般的なケース「体重60㎏の人なら、1時間に6gの純アルコールを処理できる」ということで計算
これでいくと、健康的な「お酒の楽しみ方」としては、痩せ型の女性はとくに飲み会ではゆっくり、少量を楽しむ状態のほうがいいみたいです。私のようなガッチリ体形は…もうちょっとイケるかな!! (H&B/K)
0コメント