ヘルシー志向が多いのに野菜の消費が減っているワケ
こんにちは。H&B編集部のMです。
健康のために、1日350g以上の野菜が必要だということは、すでにご存じの方が多いと思います(厚生労働省「健康日本21」より)。
それにこの健康ブーム!
「野菜はなるべく食べよう!」とかなりの人が心がけているはず。
ですが、年々野菜の摂取量が減っているのを知っていますか?
減っている理由として、「野菜をもっと食べたい」と思っていても、高いから買い控えする人が多いらしいのです。
さらに最近は、生産者の顔が見える野菜が販売されたり、有機野菜の増加で野菜が割高になっている背景も。
厚生労働省の国民・栄養調査(平成24年)では、
1日の野菜摂取量は、
世帯所得600万円以上の高所得層は男性322g(女性313g)
世帯所得200~600万円未満の中所得層は男性288g(女性284g)
世帯所得200万円未満の低所得層では男性253g(女性271g)で、
高所得層が多く野菜を摂取しています。
ちなみに米やパン、麺など穀類の1日当たり平均摂取量は、
高所得層は男性494g(女性352g)
中所得層は男性520g(女性359g)
低所得層は男性535g(女性372g)で、低所得層ほど多いという結果に。
野菜は高値で、でも所得は低下。厳しいですね。。。
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